来館案内
記念館の施設のご案内
〔はじめに〕
清澤満之記念館は明治の偉人 清澤満之の百回忌を機に、満之の願いを顕彰し、未来をを開く他力の大道を多くの人々に伝えることを目的に平成16年10月16日にオープンしました。
来館者は記念館1階 展示室と満之の書籍2千点あまりが収められている収蔵庫があります。収蔵庫は貴重な書籍が保管されているため中に入っての見学はできません。
2階は研修室となっており、「満之に学ぶ会」、「「聖徳太子に学ぶ会」等の学習会がひらかれます。また来館者に満之を生涯を15分ほどでまとめられたビデオを見ていただくことができます。
それと満之が生活していました西方寺書院を見学していただくことができます。
※館内での喫煙と展示品の撮影は禁止となっております。
※自販機、コインロッカー等はございません。
※トイレは各階に一つずつあり、1階は車椅子の方もご利用になれます。
1階展示室
展示室正面で清沢満之の胸像があります。富山県高岡市にあります楢原ブロンズ彫刻の作です。清沢満之は身長5尺(1m50p)、体重10貫(37`)満たぬ体形であったと言われます。隣に並んでみるといかに小柄な人物であったかがうかがえられます。
正面奥が収蔵庫になっています。
右側と中央に毎年満之をテーマにした企画展を開催し関連書籍を展示しています
左側は販売書籍コーナーです。記念館発行の書籍も販売しています。是非お求めいただけたらと思います。
収蔵庫
収蔵庫には満之直筆のもの、蔵書を含む遺品、関連史料が保管されています。
これらを火災や劣化kら守ることが、記念館構想のはじまりでした。
【収蔵物】 直筆原稿 約170点・蔵書 約2160冊
墨跡、輪袈裟、珠数、写真等 数点
満之に関する史料
2階研修室
〜 研修室の利用について〜
各種研修会にご利用下さい。冷暖房あり。
◎ 会場使用料(貸切)…半日1000円
◎ 利用時間の基本 … 10:00〜13:00 及び 13:00〜16:00
◎ 収容人数 … 机が必要な場合は20名まで 椅子のみの場合は約40名
西方寺書院
西方寺書院は江戸の末期に門徒より寄付されたものです。部屋名に「法間」とあるように主に寺院関係の方の接待用に利用されます。日常はほとんど使われません。結核を患い西方寺に家族とともに入寺した清沢満之は結核は伝染病ですので隔離の意味もあって一人この書院で生活していました。
西方寺での生活は京都から来た36歳の時と、亡くなる39歳の時の合計で2年ほどしかいませんでしたが、満之の思想を代表する「臘扇記」「絶対他力の大道」「我が信念」はここで書かれています。